「できる人の勉強法」安河内哲也
できる人の勉強法
中経出版
発売日:2006-12-19
おすすめ度:4.0

<キャッチフレーズ>

『予備校のカリスマ講師が自ら編み出したという効率的かつ効果的な学習法』


<評点>

戦略 ★★★☆☆ どちらかというと「戦術本」なので
戦術 ★★★★☆ 「皿回し暗記術」のネーミングは秀逸
道具 ★★★☆☆ 第4章は「学習ツール&方法」
心理 ★★★★☆ 第5章&6章でメンタル面もフォロー
特徴 ★★★★☆ 従来の勉強本のコンテンツをビジネス書に転換した一冊


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<チェックポイント>

●勉強は長時間やるよりも、密度の濃さを目標にする

●科目・テーマに関わらず、覚えたいことは徹底して声に出して読む

●ノート作りはムダな「作業」であり、「勉強」ではない

●「最初は浅く、反復しながら深く」のスパイラル方式で暗記する

●「皿回し暗記術」で、覚えたことを定期的にメンテナンスする

●覚えるべきことは、すべて小型の手帳に書き込み、絶対に暗記する

●精神的な反省はせずに、技術的な反省をする

●問題を解く順番は、「知識問題」→「思考問題」の順

●ネガティブは伝染するので、そのような人は避ける


<所感>

●「25万部突破」の本書は、この手のビジネス書としては、最初のベストセラーかもしれない。

内容的にも、「夢をかなえる勉強法」よりは、もうちょっと戦術志向。

「実際に勉強を始めている」or「始めようとしている」人には、マッチしていると思う。


●また、今ではあまり珍しくもないが、勉強法の本でiPodやDVDの活用をうたっているのも、当時としては斬新だった記憶が。

ただ、それについては安河内氏が、英語講師だったのが大きな理由かと思われる。

実際、映画やマンガ、カラオケ等の活用も、「対象が英語だから」こそ。


●それでも、「皿回し暗記術」「作業は勉強と違う」「神的な反省はせずに、技術的な反省をする」といった、かなり納得できる内容も散見され、ベストセラーになったのもうなずける。

出た当時は、文句なく勉強本としては「ベスト」の1冊であったのは間違いない。

そしてその後、本書のフォーマットに似た勉強本が、「雨後のタケノコ」のごとく出版されるのだが・・・。

(目次)

第1章 「最初の一歩」をどうやって踏み出すか
第2章 短時間の勉強で実力UPする人が毎日考えていること、やっていること
第3章 覚えたことを忘れない!超効率的な「暗記法」を教えます
第4章 時間がない毎日だからこの「学習ツール&方法」で勉強する
第5章 勉強をはじめたもののうまくいかない…。それはココに原因があります!
第6章 どうしても「やる気」が起きないときの処方箋とは
第7章 私が勉強しつづけてわかったこと、「学んだことはいずれ『お金』に変わる」








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